多くの人に注目され、触られまくりのうんこ
うんこ。
世間では大きな声で話すこともはばかられる言葉。
トイレでうんこをしたとしても、うんこしたなんて言わないのが礼儀というものである。
なかなか人に注目されないうんこ。
それが大好きなスカトロジストからすると、みんなが理解してない物を自分だけがその魅力がわかるという優越感のようなものがある。
だが、うんこが堂々と多くの人目に触れるような場所に置いてあるというのをご存知だろうか?
実際に触ることもできるところもある。
もちろん、道端に落ちている犬の糞というのではない。
それは、うんこの化石だ。
恐竜のうんこが化石になったというもので、博物館などで展示されているのだ。
そこでは子どもが大きな声で「うんこー」と叫んでいたり、うんこの化石を触って「きたねー」などと言っていたりするのである。
キレイなお姉さんもうんこの化石を触ったりしている。
恐ろしいことだ。
うんこはここまで注目を浴びていいものではない。
もっとひっそりとしてないといけない。
でも、一億年以上も前のうんこがこうして、ここに残っているというのも感慨深いものがある。
恐竜の中にもスカトロジストがいたのだろうか?と思いを馳せてみたりする。
栄光のうんこの化石である。